迎春、お芽出度いですなぁ。

新年明けましておめでとう御座います。

やや、出遅れた感満載ですがまぁ、こんなもんですね。久しぶりに除夜の鐘を連れと撞いてきました。あれ、こめかみにきますね。

 

鐘を撞いたお寺とは別に、神社にも行ってごった煮感が拭えないのですが、その神社で宝船の絵と回文歌が書かれた有り難い紙を頂きました。

 

こういう遊び心満載の歌、大好きです。

 

なかきよの　とおのねふりの　みなめさめ　なみのりふねの　おとのよきかな

 

漢字で書くとこうなる。

 

長き夜の　遠の睡りの　皆目醒め　波乗り船の　音の良きかな（哉）

 

ね？平仮名だと前から読んでも後ろから読んでも同じでしょう？句で区切って平仮名表記したので後ろからはちと読みにくいですが、雰囲気はお分かり頂けるかしらん。

 

うーーん。解釈とかも結構パターンがあるけど。

 

意訳気味に。長い夜が明けて深い眠りから、皆目が醒めた。宝船が波に乗って進む音がする夢って縁起良いよね！

 

あくまで自分の意訳です。

 

江戸では、お正月の夕刻にこの歌が描かれた宝船の絵を売り歩く「宝船売り」がいたとか。

 

ちなみに、枕にこの歌が書かれた宝船の絵を枕に敷いて、歌を３回読んで寝ると吉夢が視れるそうですけども、ねぇ。

 

ちょっと、川に流してこうかしらね（邪気払い）

しかし悪い夢は吉兆とも言うし。

 

まぁ、何はともあれ今年もぼちぼち。

口上を中途半端に切らせて頂きたく思います。

 

本年も、宜しくお引きたてを賜りたく、隅から隅までずずぃーーーっと、御願い奉り候ーーぅぅ。