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そーいや一年ぐらい前に美袋のハツコイ話書いたなぁーとか。
じゃ、もう随分前にありがたくもリクエスト貰っていた?帰国話でも・・・・ってまとまんない!!誰かぁぁぁぁ!!!
その合間にがりーんとしたら、何時もの如く甘さのカケラもないSSSモドキになりんした。
木洩れ日が眩しくて眼を細めたら、なに間抜けなかおしてんだ、と呆れられる。
これが僕の地顔ですが何か、と唸ったらなるほど、と納得される。いや、納得されても。
三橋神社の敷石に蹴躓いて完璧にカエルになりきった見事なスライディングを決める、砂利に。
なにしてんだ、って見りゃわかるじゃん。すっ転んでるんですよ、漫画みたいに。
自販機でサイダー買おうとしたら、十円玉が暴れだして僕の手から飛び出そうとしたのを阻止したら、他のやつらが(って大して居ないけど)逃げ出した。
そいつらを回収してくれるのは有り難いと思う。
だけど背中越しに盛大な溜め息吐かないでくれるかなぁ、あのね、ウッスラ僕は泣きたい。
美鶴と居るといろんな場面で僕はナニカに自分をもぐら叩きされてる様な錯覚、いや。
ハッキリと自覚して、よりめりこんでしまう(それがナニかは気付かないフリをして誤魔化す)
めりめりめり、こうなったら体育座りでも決め込んで埋もれてやる。
こんな時の自分はけっこう嫌いだ。
だけど。
ほら、と美鶴に回収された小銭を顔もあげずにあくまで、あくまで反射的に受け取る自分はけっこう好きだ。
「あ、」
「お前の今日のラッキーカラーだっけ、黄色って」
小銭に紛れて、黄色のたんぽぽがいっぽん手のひらに落とされる。
おまえあさからさわいでたもんな、って聞いてたの?
僕ばっかりが一方的に喋るのは何時もの事で。
美鶴が眠そうに気怠るそうに億劫そうにおざなりな相槌をうつのも何時もの事で。
美鶴なんか、美鶴なんか!
口が悪くて態度も悪くて、それ以上に根性が悪い。でも僕は知ってる。
ひねくれてるから解り難いだけで、ほんとは誰にだって甘い。
優しいのとは少し違うけど、人を突き放しきれないっていうか、結局、付き合ってくれるんだ、何時も。
照れ隠しの悪態を盛大に吐きながら。
美鶴って、美鶴って!!
ほんと、君って難解で厄介なイキモノだね。
九つ、嫌いなところあったとしても、それでも、ひとつ。
たったひとつ、好きだなぁ、って思えるところを見つけてしまったら僕はどうしたら?
「あのさ、お気遣いは有り難いんですけど。言っとくけど、それは美鶴のね。僕のは、まァいいか今日は」
「じゃ、返せ」
「やだ」
にやり、と笑うから僕もにっ、と笑う。
それが僕たちの合図で。
そっと、思う。
この場から逃げ出した僕を追いかけてくれるうちは、傍に居てあげてもいいよ、って。
そうやって少し、自分を騙しながら。何処か甘く、諦めながら。
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