花散らしの雨。

爆弾低気圧が今週末日本列島に吹き荒れるらしい、ですね。

 

葉桜とまではまだいっていないのですが、今週末確実にウチの地域では花散らしの雨になるのだなぁ・・・・！土曜日花見の予定なのに。無理、だなぁ。

 

でも、まぁ。

 

通勤に際して駅まで自転車で１０分ほどかかるのですが、川を越えた道沿いに桜のトンネルがありまして、毎日そこを通るので一人花見を気ままに楽しんでいたのでよしとしますか。

 

酒豪の友人とおとっときの酒器で、これまた気に入りの冷酒なんぞをちびりとしたかったんだけどなぁーーー！それはまた、来年にでも。うん、きっと。

 

ふと。あと、何回この桜が見れるンだろうなぁと朗らかに呟いた好々爺を思い出してしまった。まいったなぁ、まいったぞ。ちぇ。

 

花の季節と一緒にやって来る思い出は眩しくて淋しい。

 

 

 

四月馬鹿に乗り遅れ。

弥生です。

 

忙しいとは言え、まったく時間がない訳でもないのですが、いったん引っ込んでしまった機動力を引き出すのはなかなかに。

 

桜がそろそろ散るってのは、なんか早過ぎやしないか。さくらは５分～８分咲きぐらいが好きです。なんか、適度に纏まりが良くて。

 

満開はそれはそれで素敵だけど、賑やか過ぎやしない、と。まぁ、実際目にするとあぁ、満開もいいねとかなんとか思うんだろうけど。

 

昨日は四月馬鹿でしたね。

ああああああああ、公然と盛大に法螺を吹きすさぶことが出来る日だったのに！！！おたおたしているうちに、日付けが変わっておりました。まぁ。だからナンだって話なんですが。

 

ようやっと、３月に較べたら落ち着いてきたのでさくさくとお話をあげた・・・・いなぁ。

 

 

春のりんかく。

季節の花木の匂い。

人によってそれぞれあると思います。私個人としては、春の匂いって奴は結構多い気がします。自分の回りの環境が恵まれているのかもしれませんが。

 

近所のお宅の白木蓮の匂い、公園の梅の木、田んぼのなかの菜の花。

 

ちょっと苦手だけど、この匂いで春が来たと実感出来る沈丁花。

 

近所のおばぁちゃま達がカラフルな割烹着にボウル持ってちょっと人目につかないＪＲの線路脇の土手でのんびりと土筆取りをしているのを見ると、春だねぇとしみじみしてしまう。

 

たんぽぽの黄色は目にも鮮やかで、どことなく浮かれた気分になる。もう少しするとシロツメ草、その次は蓮華か。賑やかだなぁ。

 

暖かくて、いい匂いがして、のんびりと眠く退屈。そう思えるのは幸せなことだ。

 

忘れ難い思い出がある。

 

季節は春で。

私は小学５年生で、図書館から借りた本を校門から出てすぐに読みながら歩いていた時（落ち着きがない奴だった！）頭の上から私を呼ぶ声に顔を上げると幼馴染が図書室のベランダから体を乗り出していて、「読みながら歩くと転ぶよ」と笑う。

 

私が「そっちこそ危ない」なんて可愛くない言葉を言っても、彼女はころころと笑っていて。春の空気にとても馴染んだ彼女が馬鹿みたいに眩しくて夢みたいに綺麗だと思った。

 

たぶん、この先どんな人に出逢っても彼女が一番綺麗だと思うんだろうなぁ、となんとなく決めてしまった。

 

春になると思い出す、大事な記憶のひとつです。

 

 

年甲斐もなく。

先週の土曜日、ウン年ぶりに自分の振袖を着ました（そこ！いい歳して、とか真っ当なこと言わないように）３月じゃないだろう、という気候のなか久々に着た振袖はなかなかに、懐かしかったです。

 

あ、ちなみにコスプレでも見合いでもないですよ(笑）自分が通っている着付け教室の修了式だっただけです。

 

フツーに小紋とか附け下げやら訪問着（着物の種類。小紋はカジュアル、附け下げ、訪問着は礼装、の部類だったか）を着れば良かったんですがね、まぁ振袖は第一礼装ですし、着せてくれるって言うんなら自分では着れないしねぇ、歳も歳ですし（しつこい）

 

サイトの右下のバナーの赤い方はほぼ、振袖の色味と柄が同じです。あぁ、懐かしい。作ってくれた友人よ、ありがとう！！

 

なんのかんのとこのサイトも片手を越えてしまっているのに未だに着地点がないのは、嘆かわしいところですが。まぁ、ゆるゆるゆらゆらのんびり進めていけたら、と思うわけです。

 

普段着着物生活、いつになったら実践出来るのだろうな、とまぁ春だから仕方ない的なことを夢見てるあたり、ほんとブログを始めた頃から変わってない。ビックリガックリポックリだ。

 

ふと、

気付いたらこの時期になっておりました。季節はめぐると言うけれど、いまいちピンとこず。 矛盾する発言かと思いますが、ピンとこないまでもやっぱりこの時期はやってくるわけで。 なにやら、ざわざわして取り残された気持ちになるのは私だけですかね。 三月はなにやら気持ちだけが忙しく過ぎていく気がします。 まぁ、期末ってこともありますけどね！今書いてる狐の花シリーズのみっつんがニセモノ過ぎてどうしよまいか。